噂に聞くと7zip、rarよりも圧縮率が高いとのこと
というわけで、7zip(LZMA2)、RAR(RAR5)と比較してみました

ZPAQの圧縮にはpeazipを使用、
rarはwinrarを使用、
7zipの圧縮には7zを使用。

約6.5GBのwav、mp3混合の音声データを圧縮

設定は
ZPAQはZPAQ Extreme compression ultra
7zipは超圧縮に設定し、その他のパラメータを上限に設定
rarは最高圧縮で辞書サイズ1024MB、ソリッド書庫に設定。

ZPAQ 約6GB
7zip 約5.6GB
rar 約5.6GB

ドキュメントデータ等ではまた結果は変わるかもしれないですが、残念ながら音声データではrar以下という結果になりました

「rarよりも高圧縮」という謳い文句はrar4に対してであってrar5ではないのかもしれないですね

今回使用したpeazipの圧縮設定に、簡易なプリセットしか用意されていなかったことも原因かもしれないですが、この圧縮率だとrarから乗り換えるのは微妙です

更に、圧縮の検証をしている際に気付いたのですが、解凍時の挙動に癖があり、こちらも乗り換えをためらう要因となりました

というのも、このZPAQは圧縮時に、ディレクトリの情報を内包しているようで、解凍時に圧縮した場所のフォルダが生成されて、そのフォルダの中にファイルが解凍されます。

ボリュームのルートからのフォルダ階層を解凍フォルダに再現するので、フォルダがかなり深くなりますし、場合によってはディレクトリの制限にも引っかかります。

流石に設定をいじれば変えれるだろうと思って色々設定をいじったのですが、結局変わらず…

これもpeazipの問題なのかzpaqの問題なのかはわかりませんが、こんなにもフォルダを生成されるとファイルの管理が困難になるので、このあたりは改善してほしいです。

今後のpeazipのバージョンアップに期待しましょう。

というわけで今回の検証は終わります

最後まで閲覧ありがとうございました

※投稿日時での内容となります



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